馬場浩
CD / CINK67 / 2018年10月10日
ハイレベルかつ個性的な楽曲を遺しながら、映画音楽史には名を遺さなかった謎のキーボード・プレーヤー『馬場浩』!
1975年に映画作品2作を手がけたということ以外、その後の消息を含めて一切が不明なこの男の仕事を総括するため、当初そのバッググラウンドに関する詳細な情報を掲載する形で商品化を進めていたが、『馬場浩』サイドの”謎はあくまでも謎のままで楽しんで貰いたい”という意向から、近年最もミステリアスなサウンドトラックが誕生することとなった。卓越した作曲能力、フリージャズに到達した前衛性、シンセで猫の鳴き声を模す遊び心など、遺された音楽からその人となりを想像して頂きたい。