佐藤勝
CD / CINK10 / 2016年07月20日
『バットマン ダークナイト』を先取ること40余年!
岡本喜八と佐藤勝の黄金コンビが残した究極のニヒリズムがここに! !
日本時代劇史の破滅の剣、『大菩薩峠』が初単独CD化! !
1950年代後半から相次いで映画化された未完の大作小説『大菩薩峠』。
その映像化された作品のなかでも、一際妖しい雰囲気が漂う怪作、1968年の岡本喜八監督版『大菩薩峠』が初CD化!
海外では『Sword of Doom』のタイトルでカルト的な人気を誇る本作、全編に漂う陰湿な雰囲気と狂気は、もはや本作を”時代劇”と呼ぶにはあまりに異形の、サイコ・ホラーに変質させた!
『パシフィック・リム』のギレルモ・デル・トロ監督も、マーベルコミックス原作『ブレイド2』(2002)で本作にオマージュを捧げた。
監督は”エヴァンゲリオン”の庵野秀明も熱烈なファンとして知られる、”日本で最も楽しい映画が撮れる男”こと岡本喜八、音楽は元祖『用心棒』も手掛けた佐藤勝という、”陽”と”陽”の名コンビでありながら、サウンドトラックは彼らの暗黒面が噴出したかのような漆黒の映画音楽に仕上がっている。
今回も秘蔵のオリジナル6mmマスターテープからのマスタリングを決行。
『大菩薩峠』本編で使用された全ての音源に加え、未使用テイクなど現存するものをすべて収録したまさに決定盤!